人の気持ちは触れ合ったり、同じ方向を見て話をすると同調しやすいと言われています。
確かに自分の経験で振返ってみますと大好きな人とのデートの時に手をつないで歩きますと、相手の歩く速さに合わせて自分の歩調も合わせたり、握っている手の力加減等で感情が伝わってくるように感じます。
綾小路きみまろさんは「若い時には相手の全てを握った。握って安心した。あれから40年。今握っているのは通帳と印鑑!あ~落ち着く」なんてネタがあります。
人とお話をする時には触れ合いながら話をすることで呼吸が落ち着いたり、相手の話を聞こうと言う気持ちになったり、怒りの感情が起きにくいそうです。
介護の現場でもそうですが、触れ合いながら話をすると自身も落ち着いて話せたり、相手の気持ちが伝わりやすいのです。
因みに同じ話を聞かされてイライラしやすい場合表情は強張り、手は握って力が入りやすい状態になっています。怒らない様にするには手はパーの状態で、作り笑顔でも良いので表情を良くすると怒りの感情は去っていくそうです。
私は実践して行きます。 文:椎野