デイサービスで昼食前にご利用者様には誤嚥の予防として口腔体操を行っています。
元気な人の目安に「声が大きく出せる」と言うのがあります。元気だから声が出ると言うよりも大きな声が出せていると健康を維持出来ると考えています。
声以外にも、姿勢や表情、言葉使いと言った人の性格と言われているものは生活の環境や習慣の積み重ねで決まっていくのではないかと感じています。
食事の時に消化を助ける為の「唾液」は1日に1.5ℓも出ています。胃腸の消化吸収にはそれだけの唾液が必要なのですね。
唾液を出すためには「咀嚼」が大切です。喉を鍛えるためには咀嚼や声を出すと言った喉の筋肉を鍛える事が大切なのです。
身体の仕組みは複雑に関係していているのが介護をしていると良く分かります。
文：椎野
