コロナウイルスの流行でメディアは「不安」になるニュースが多く、体験していない方も聞いているだけで不安になり、SNSでウソの情報でトイレットペーパーやティッシュを購入し品切れになってしまう事態がおきたりしました。
普段何気なく使う言葉は人を幸せにしたり不安にさせてしまう不思議な力があることを介護の仕事を通して人の体や心について学んできて感じました。
そして感情の状態は骨格や内臓と大きく関係しているのではないかと気付かされます。
例えば姿勢が崩れて呼吸が浅くなりますと、感情は「怒り」や「悲しみ」が出やすく、不安定になりやすいようです。
他には周囲の情報を聞きたくないとストレスを溜めると下顎の関節がズレて突発性の難聴の原因になったり、話したくないのに話さなくてはいけない環境があると喉にポリープが出来て声が出なくなってしまう事もあります。
一見環境に対して体が悪くなったように感じますが、私は身体が心に反応して「守る」働きをした進化だと思える様になりました。
髪が白くなるのも代謝が低下してエネルギーを使わない工夫として髪の栄養を最小限に抑えた進化だと思えるのです。
介護の現場は学校で教えてくれなかった人間の不思議な発見がたくさんあります。
普段の生活の中に元気になる為には
「ありがとう」等感謝をする言葉をたくさん使う事をお勧めいたします。
始めはありがとうの言葉も色々な感情が湧いてきますが、使えば使うほどありがとうに合った表情や姿勢、感情で安定してきます。
仕事があることに感謝。ご飯が食べられることに感謝。介護が出来る事に感謝。喧嘩できる相手がいる事に感謝。布団で寝られることに感謝。生きている事に感謝。全てに感謝。
この文章を最後まで読んでいただき感謝。
ありがとうございます。
文:椎野