先日、ご利用者様から可愛らしい飾り物、「さるぼぼ」を頂きました。

「さるぼぼ」って聞いたことがあるけれど、よく知らなくて調べてみました。

・岐阜県飛騨地方に伝わる猿の形をした人形のこと。子どもの成長や健康を願う意味が込められ、飛騨弁では赤ちゃんのことを「ぼぼ」といい、「さるぼぼ」は「猿の赤ちゃん」という意味がある。

・「さる」には、猿以外にも動詞の「去る」という意味も含まれ、困難や災い、病気が「去る」ことを指し、お守りのような意味もある。

・猿は「えん」と読み、「縁(良縁・縁結び)」や「円(家内円満)」などの願いも込められている。

・奈良時代に中国から伝わった魔除けの人形、ハイハイする子供をかたどった「這子(ほうこ)」や、幼児の枕元に飾られる「天児(あまがつ)」が元という説もある。

・昔は赤い色に病気を避ける力があると信じられ、日本で天然痘が流行した江戸時代頃から、赤い布が使われたという説がある。

・顔がないのは、持ち主自身を表す「映し鏡」の意味があり、持ち主の感情を受け止めるお守りとして、嬉しい時には笑顔に、悲しい時には悲しい顔をするため、もともと顔は描かれていないそうです。

近年では多くのバリエーションがあり、お土産品としても人気で、大小様々な作品も作られています。

ご利用者様やご家族、職員や大切な方々が、健康で良縁に恵まれますように、私も願っています。^^  若