こんにちは。ケアーハウスこだまです^^
今年は寒の戻りがあり、桜が長く楽しめましたね。咲き始めの生き生きとした頃も良いですが、葉桜の風に揺られてひらひら舞い落ちる花びらも風情があります。
春の訪れの象徴で、日本は古くから親しんできたと思うのですが、「桜」という言葉がはっきりと出てくるのは、奈良時代に編さんされた「万葉集」だそうで、「サクラ」の名前の由来が「サ」が「サ神」を表した田んぼの神様、「クラ」は神様が鎮座する「台座」のことで、田んぼの神様が山から下りてこられたと考え、神様を迎えるために食物や酒をお供えしてお祝いし、当時は花見と言えば「梅」であり、桜は神聖なものとされ信仰の対象だったようです。
現代の桜のほとんどを占める染井吉野が誕生したのは江戸末期で、名前の由来は染井村【東京都豊島区駒込】でできた品種であるからで、大島桜と江戸彼岸桜を交配してできたそうです。
古来より日本人は桜の花に儚い想いや、自分の人生を重ね合わせていたのかもしれません。咲く時期が卒業式や入学式など、出会いや別れと重なるのもありますね。幾多の歴史上の人物が見たであろう桜が今年も咲いています。何だか不思議な気分になってしまいますね。
若