現代の車はナビゲーションが標準装備になっているようになりました。テレビに目を向けていると自動運転装置や無人飛行機等の研究も進んでいるようです。私はご利用者様に「私の介護が必要な時には人に見てもらえることがとても価値のある時代になるかも知れません」と話しています。

話が少し逸れてしまいました。戻します。

車のナビゲーションは現在地(出発地点)から行先(ゴール)を入力すると道が表示されます。最短で息のか、有料道路を使うのか途中寄り道をするのか等、希望を入れると選択肢が増え、決定すると案内を開始します。途中道を間違えると修正してくれたりしながらゴールを目指します。

この形は介護現場に当てはめて例える事が出来ます。

この中で大切なのは初めにしっかり目的を決めている事です。ナビはゴールを決めていないと開始しませんし、いつまで経っても進みません。介護でも同じで介護のサービスを利用する前にどこをゴールとするのかを明確にしておく事が大切です。

ゴールが決まったら介護でいうナビはケアマネージャーになります。ケアマネが知っている限りの道を記してくれますので選択してから進みましょう。進めていく中で休憩する、寄り道をする等の希望を伝えると道順や到着時間は変わりますがゴールに向かって確実に到着します。

皆様の目指す目標の為に介護を上手く使ってみてください。

文:椎野