ブログを読んでいただく時間を作っていただきありがとうございます。

今回は介護現場にも多い不安の感情について書かせていただきます。

身体の状態は感情に影響していると言われています。幸せホルモンと言われている「セロトニン」は腸で90%作られているという話もありますし、「腹を立てる」や「肝を据える」等身体の状態で気分を表現をする言葉もあります。それだけ体の状態が感情に大きく影響しているのではないでしょうか。

今回はその中の「不安」という感情。100年200年前から考えると農家ではなくともご飯が食べられる、暑い夏でもクーラーや扇風機がある、お風呂に毎日入れる、遠く離れている人にも車や交通機関を使えば直ぐに会いに行けると言うように私たちはとても幸せな世の中で生活していると思います。その中で何故「不安」な感情が起こるのでしょうか?

「本当は人は悩めない生き物なのですよ」

私の友人が私にこんなことを話してくれました。

「えっ??」

姿勢が崩れる、表情が乏しい等体に負担が掛かる姿勢や、元気が出にくい表情や言葉を使っている事で悩みやすくなるそうなのです。

それでは不安の気持ちが出ている時はどんな時でしょうか。

それは何と!

下肢筋力の運動不足だそうです。

私はこれを聞いた瞬間に嬉しくなりました(笑)だって下肢筋力の運動をしていたら不安が無くなるのですから(笑)

「不安を解決したければ散歩をしなさい。それでも解決しない場合はまた散歩をしなさい」と話されるお医者様もいるようです。

悩みや不安は身体から運動不足を知らせてくれるサインだったのです。

文:椎野