しばらくブログが更新できませんでした。仕事の量とかではありません。

理由は私の父が天国へ旅発ちました。享年69歳。現在の平均から比べると少し早かったと思います。

昨年末に実家から電話があり病院で癌が見つかった事。
全身に転移していて、治療方法が見つからず、月単位の命だったこと。
癌が見つかって1か月経った頃仕事をしていると旅立った一報が届きました。

介護の仕事を始めて約25年。たくさんの「死」を目の当たりにし感じる事は
死とは別れではないと言う事(これは持論です)仏教の世界では死と言う概念ではなく、魂の成長させるのが現世であり、得を積み終わると新しい来世へ旅発つのだそうです。

ですから私は父の旅発ちを「今までありがとう」と感謝の気持ちで送り出すことが出来ました。

人は実力以上に頑張ろうとすると

怒りは肩に、悲しみや不安は肺に、

心配は胃と言うように臓器に負担が掛かりその後のケアや、知らずに継続していると

「少し休もうよ」と体調を崩して、生きるために体を休ませようとします。

この身体の信号を放っておくとさらに強い痛みの信号を出し、結果的に病気になっていくのではないかと思います。

頑張ると言うのはすごい事ですが身体に必要以上の負担を掛けてしまっては病気になってしますのです。

同じ事柄でも「頑張る」のではなく「やりたい」とか「やってみたい」という興味なら体は力を発揮できます。

日常の全てをチャレンジの気持ちで取り組み、終わった後に「楽しかったぁ」と言える行動が大切なのだと思います。

筋肉の緊張は寝て回復する他にも気持ちの良い言葉を聞く事によって解れる事も分かっています。
人は生きていく上で他の人の協力が必要です。何事にも「ありがとう」と言う言葉を使い、相手の心と自分の心を解すことも大切です。

そう意識しても喧嘩や愚痴は出てしますと思いますが、喧嘩の後にも「あなたに言えてよかったわ。ありがとう」と最後にありがとうを付けてみて下さい。心の解れる言葉を多く使っているといつの間にか相手を傷つけてしまう言葉が出なくなっていきますし、表情が軟らかく、温かく変化してきます。

私は関わる皆様が笑顔の毎日を過ごすきっかけ作りをテーマに介護をしています。

今回も私のブログを読んでいただき誠にありがとうございます。

文:椎野