私の独り言

ご飯を市販の物で済ませるのは自分の時間に余裕が生まれます。そして機械が作るのは味がいつも均一で量も正確に出してくれます。美味しいです。簡単です。

でも気付きませんか?そこには愛情が不足していることに。

色々なことを考えた上で、家族のために作ったご飯がどれだけ美味しいのか、腹加減でご飯や味噌汁の量が変わり、絶妙なタイミングでお茶などが出てきます。

いつもと味付けが違う?「おい母さん、具合悪いのか?」味が健康のバロメーターにもなります。

「ううん。この前お隣さんに教えてもらったの~♪」

「母さんの味の方が良いなぁ~」

会話がいくつも続きます。

自分の大切な人生の時間を子どもや家族にかけてみると、忘れた頃に愛情を重ねて出来た利子が「ありがとう」で還ってきます。

機械生産は、お腹が満足しても、心が満足しないのです。機械生産にも愛を注ぐ方法もありますが、それはまたいずれ。

私は料理に手間をかけた、愛情ご飯を食べていただきたいのです。